PSR工法
Polymer cement mortar magnetite Structuer Reinforce

PSR工法は、補強用の鉄筋をRC床版の下面に取り付けた後、マグネラインで既設の床版と完全に一体化させるエ法です。弾性的でフレキシブルな構造体の形成により、曲げ及びせん断に対する補強効果が同時に得られ、また、マネラインの防蝕効果により耐久性も向上します。
PSR工法は、S61年に(財)土木研究センターにおいて「曲け供試体による疲労試験」を行うことからはじまり、国内ではいち早く、大阪大学で「輪荷重走行試験機による疲労耐久性試験」を行い疲労耐久性能が確認され建設省のバイロット事業をはじめ、敬々の施工実績を重ねた上に、平成11年と12年に建設省土木研究所にて実験を行いました。

PSR工法の特長

  1. 床版下面からの施工のため、交通開放したまま、施工できます。
  2. 現床版を補強する工法なので、産業廃棄物を出しません。
  3. 天候の影響を受けずに施工ができます。
  4. 工事中の騒音や振動が無いため周辺に迷惑を かけません。
  5. 補強後は目視点検ができます。
  6. 補強と同時に防錆・防蝕効果があります。
  7. 橋面上部より雨水が浸入しても水を滞留させません。
  8. 補強に必要な耐力(不足鉄筋最)はRC理論によ り求める事ができます。

PSR工法の疲労耐久性試験
違註省土木研究所における輪荷重走行試験

施工例(土研)

  • 1.配筋

  • 2.圧送コテ婆り

  • 3.完了

圧送コテ連続工法

独自に開発した「 MG圧送機」を使用。連続作業により大幅 な工期短縮とエ費の縮減を実現しました。

100Vのコンバクト設計ですので、狭い足場内などでの作業 にも問題ありません。

PSR工法標準施工断面図

PSR工法の施エフロ—図

  試験名称 規格 規格強度
タイプI 付着強度 建研式接着力試験機 1.5N/mm2以上
促進耐候性試験 JIS K 5400 3000時間異常なし
中性化抑制試験   コンクリートの1/5以下
凍結融解 JHS 308 1992 異常なし
タイプⅡ 圧縮強度 JIS A 1172 23.5N/mm2以上
曲げ強度 JIS A 1172 7.3N/m而以上
引張強度 JISA1113 2.4N/m而以上
静弾性係数 JSTM C 7103T 0.8-1.8X10’N/mm’
  • 1.ケレンエ

  • 2.補強鉄筋取付工

  • 3.鉄筋防錆

  • 4.増厚工

  • 5.完成

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