PW工法は、水路内面にコンクリート保護材である PPMG モルタルを吹付け、断面修復保護材(モルベストモルタル)をコテ塗りすることにより、既設コンクリートと保護材が一体となり劣化した水路構造物を修復するとともに長年にわたり保護します。
PW工法の特長
- 既設構造物を補修するため廃材の発生を最小限に抑制でき ます。
- 新設より工期が短くなります。
- 大型の機械が必要としないので、狭い場所でも施工が可能。 (山腹水路、人家脇でも施工が容易)
- 湿潤状態(湧水は除く)でも施工が可能です。
- 付着力が大きく、0mmからのすりつけが可能です。 (厚みが薄くても耐衝撃性がよく、はく離しにくい。)
- 耐摩耗性に優れる。(摩耗減量 モルタルの 1/5)
- 粗度係数はコンクリートと同等です。
- 飲料水適合試験にも合格した安全な材料です。
取水口の補修例
施工前
施工後
関東農政局での三面水路の施工例
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1.超高圧水ケレン後
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2.断面修復
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3.施工完了
PW工法は水路構造物を対象とし、延命・漏水対策・粗度の改良を目的にした補修工法です。 耐荷力向上など構造的な補強が必要な場合は別途 PSR工法等をご検討ください。