葛西用水路ボランティア活動
Kasai irrigation canal volunteer activity

葛西用水路ボランティア活動

第36回『葛西用水路』ボランティア活動の報告

報告者:開発企画部 古谷 淳

 当日は、冷たい風が時折水路を吹き抜けて行く、肌寒い日となりました。作業は用水路内のゴミ拾い班がメインと水質調査班に分かれて行いました。
 作業開始直前に水路内を覗いて見ると、ところどころにゴミが散っている印象で大量にあるイメージでは無かったです。
 今回私は今まで草刈の回でしか参加しておらず、初めて水路内の清掃に参加しました。前評判で、自転車等を上げた回もあるという事を聞いていましたので、これは大変な事になると少し心構えをしていました。
 しかし、そのような大型で重いゴミは無く、散らばったゴミを収集していました。私は水路内でゴミの収集役をしていたのですが、もっと下流にたくさんゴミがあるようで、小さなゴミはほっといて下流に進んで下さいと言われ、急いでいると水路の曲がりくねった先に大量のペットボトルや空き缶、弁当ガラやいろいろなゴミがありました。下流に進むにつれて水深が深くなっていたので動きづらかったです。水路の上に引き上げる役の人も、水に濡れた物を上げる作業は大変だった事と思います。 
 運動不足の体も久しぶりにほぐれ、水路もかなりきれいになり、大きな充実感を得られた一日になりました。また参加しようと思います。 

 参加者の皆様、お疲れ様でした。過去10年間、計36回のボランティア活動の累計時間及び述べ人数は下記の通りです。
『累計時間 :約85時間、延べ人数 :470名』

 私たちの活動は、「心の豊かさ」「ゆとりの社会」づくりを推進します。来年度の活動計画は、3月下旬に改良区と打ち合わせて決定します。今後も活動を続けて参りますので、皆さまのご参加をお待ちしています。活動状況については葛西用水路土地改良区HPhttp://midorinet-kasai.or.jp/07katsudou.htmlでもご覧いただけます。

【出席者 順不同敬称略】
山下信夫、米山元紹、水元正弘、藤澤聖夫、古谷淳、高木祐資、茂渡英三、馬場和義、森岡組(東京徳友会) 井戸本正成、ジオプラン(東京徳友会)藤崎和行(計10名) 
浦和測量設計㈱7名 葛西用水路土地改良区2名

葛西用水路ひと口メモ・・・日本三大農業用水の一つ(他に埼玉県の見沼代用水、愛知県の明治用水がある)。江戸時代初頭の1660年に江戸幕府が、関東郡代の伊奈忠克に開発させた灌漑用水路であり利根川から引いた水で埼玉県東部を潤す農業用水。1760年代に完成した。(葛西用水路土地改良区) http://midorinet-kasai.or.jp/

第36回葛西用水路ボランティア 写真

第36回葛西用水路ボランティア 参加者一言

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