企業の森づくりボランティア活動
Forest conservation volunteer activity

企業の森づくり

第11回(11.01.22) :大寒直後の寒さです。16日の大雪がまだ残っていました。今年初の入山です。

前回刈り払いをした沢筋は見通しがよくなり、さっぱりとしました(上写真)。ここには治山ダムが何基かあります。刈り払いはまだ上のほうは済んでいませんが、東側の尾根からの斜面の枝打ちがまだ済んでいないので今回はここを集中的にやることにしました。ここは北斜面ですので、沿道や森でもギャップのところはかなり雪が残っていました。枝にはさすがにありませんでしたので私たちは雪を被らずに済みました。枝打ちを進めていく間かなりの数のヒノキの幼木?が広葉樹や潅木に負けているのがよく分かります。まだまだ枝打ちが済んでいない区域も多く、協定の3年間に全て済ませなければなりません。
前回、笹が生い茂っているところを刈り払って実験区を作りました。これからもしばらく刈り払いを続け、植生の様子を見ます(下写真)。
企業の森に参加している社員は農業も好きな人が多く、この森にある落ち葉は腐葉土や堆肥として魅力的であると思っています。そこで堆肥はたとえば外から鶏糞やヌカなど持ち込みますからやめて、今回は純粋に里山の落ち葉掻きの要領で沿道の落ち葉を中心にこれを集め森に堆積し、シートをかぶせて腐葉土作りに挑戦しました。巷に言ういろいろなものを入れないで造るのですからうまくいくかな?いや自然の森の作用であれば黒い腐葉土は1cmの厚さになるには400年もかかるという。そんな簡単に行かないでしょう。

top